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【事例から学ぶ】成果が出るサイトリニューアルの進め方

突然上司からサイトリニューアルの担当を任されて、「進め方がよく分からない…」「失敗せずに進められるだろうか…」という不安を抱えている担当者の方は、少なくないと思います。
サイトリニューアルは、デザインを綺麗にするなどの目的で検討される場合が多い一方で、売上を劇的に向上させる手段の一つでもあります。
担当者のあなたがこの記事を参考にすれば、サイトリニューアルの進め方の全体像を把握でき、リニューアルプロジェクトを成功に導くことができるはずです。

本記事は、1000社以上の企業様のサイトリニューアルをご支援することで、売上増に寄与し続けているコンサルティングファームの株式会社メディアシアターが、成果を生み出すためのサイトリニューアルの進め方について、重要なポイントのみを抽出して解説いたします。

 

成功事例「RISU Japan株式会社」でCVR170%大幅増!

サイトリニューアルの成功事例として、タブレット教材を主軸としたICT教育に力を入れるRISU Japan株式会社をご紹介いたします。

同社はサイトリニューアルを実施することによりサイトCVRを170%改善することに成功し、顧客獲得数を大幅に増加させました。

引用元:RISU算数 公式サイト

RISU Japan株式会社では、ページ立ち上げ当初はサービスについて理解してもらえるように、サービス内容を詳しく説明するようにサイトを設計しておりました。しかし、このサイトは1年過ぎたところでCVRが伸び悩んでしまいました。

その理由は、ユーザーが他社と比較した際にこのサービスの優位性が分からなかったためでした。いざサイト利用者の声に耳を傾けると、「サービス実績」や「お客様の声」が分かりづらいことに不満を抱いていたことが判明しました。同社の訴求したい内容と、利用者が本当に欲しい情報との間に相違があったのです。

そこで「サービス実績」や「お客様の声」など、ユーザーが重視する情報にアクセス出来るようにサイトリニューアルを実施したことで、CVRを170%させ、顧客獲得数を大幅に増加させることができました。

このようなサイトの抜本的な見直しを実施したことで、大きな成功を収めることができたと言えるでしょう。

弊社のサイトリニューアルの実績にご興味のある方は下記をご参照下さい。

株式会社Media Theater:リニューアル実績・事例

サイトリニューアルの進め方の9つのステップ

サイトリニューアルを進めるステップは以下の9つのステップに分けられます。

サイトリニューアルを成功させるためには、適切な手順に則って進めていくことが重要です。正しいステップで作業を進め、確実に目的を達成するために、ここで説明するそれぞれのステップを参考にしてみてください。

それでは、サイトリニューアルを進める9つのステップを以下で詳しく解説していきます。

ステップ1:サイトリニューアルの目的・目標を設定

正しい目標設定を行えるかどうかが、サイトリニューアルの成否を決めるといっても過言ではありません。

まずはサイトリニューアルの目的と目標を明確にしましょう。この際に、マーケティング全体のKPIをあらかじめ設定しておくと、サイトリニューアルに求める具体的な数値目標が明確になります。

例えば、売上増を目的としてサイトリニューアルを行う場合、(売上=アクセス数×CVR×単価)と分解することができます。そのため、アクセス数〇%向上やCVR〇%向上という指標は売上増を実現できる目標となります。

WEBマーケティングにおける目標(KPI)に関する詳しい情報は、以下の記事に詳しく書かれているので参考にしてみてください。

引用元:WebマーケティングにおけるKPIとは?目標達成につながる設定のコツ

ステップ2:現状の課題を整理

次のステップでは、達成すべき目標や目的に対する課題点を洗い出していきます。
課題点を洗い出す方法は大きく4つあります。

①自身で使って使いづらいポイントを洗い出す

まずは自分でサイトを利用してみて、課題点を洗い出しましょう。どれだけ細かい内容でもいいので、とにかく思いつく限り列挙します。

弊社のブログのぺージを例に分析してみると、

・グローバルナビの文字が小さく、視認性が悪い
・ファーストビューの文言が抽象的でメッセージが伝わりづらい
・サムネイルが全部に通っているため、各記事のメリハリがない
・ブログタイトルの字が小さいため記事内容の判別がしづらい などが挙げられます。

また課題点を社内や制作会社と共有しやすくするために、予めPowerPointでまとめておきましょう。

②利用者調査を行う

次は、サイト利用者が実際に自社サイトを利用している様子を観察しましょう。

サイト利用者から見た課題を洗い出すことで、「自社が発信したい情報」と「サイト利用者が本当に欲しい情報」とのズレを見つけることができます。
ユーザーのニーズを正確に把握することで、成果の出るサイトリニューアルを進めることができます。

利用者調査に関する詳しい情報は、以下の弊社ブログを参考にしてみてください。

利用者調査の実施ステップ

③競合のサイトを分析する

課題を洗い出すことができたら、競合サイトを分析します。
この際、同じ業界に属する他社のサイトだけでなく、別業界のサイトもチェックするようにしましょう。

同じ業界に属する他社サイトの場合は、「自社サイトの課題をどのように解決しているか」という観点でチェックします。
その一方で別業界のサイトの場合は、「仕上がりのイメージと近いものはないか」という観点でチェックします。

サイトリニューアルを自社で行うにせよ委託するにせよ、参考サイトがあると効率的にサイトリニューアルを進めることができます。

④定量的な数字をもとに分析する

サイトリニューアルの成果を数値で判断できるように、事前にサイトのアクセス数やユーザー数などをチェックしておきましょう。

例えばアクセス数を分析する場合は、早めにGoogle Analyticsなどの分析ツールを導入しておくことが必要になります。リニューアル前後で数字を取っておくことで、サイトリニューアルの成果を適切に計ることができます。

また別の話にはなりますが、今までのGoogle Analytics(UA)は2023年7月にサービス自体の計測が終了します。今後はGoogle Analytics4(GA4)の導入が必須になってきます。GA4における詳しい情報に関しては、以下のブログを参考にしてみてください。

GA4でのKPI設定を最適化するための「3つのステップ」とは

ステップ3:要件定義を固める

サイトリニューアルにおいて実現させるべき目標が設定できて課題が整理できたら、要件定義を固めていきましょう。

要件定義とは、サイトリニューアルの目的に基づいて、「どのようなコンセプトにするか」「どのような機能を実装するか」「スケジュールと予算はどのくらいか」といった要望や条件をとりまとめ、整理することです。

要件定義において定義するべき項目のうち、主な項目は以下の通りです。

・プロジェクトの概要
・リニューアルの目的
・リニューアル後の目標数値
・WEBサイトの機能要件
・WEBサイトのデザイン要件
・リニューアル後の保守・運用について

これを要件定義書として制作会社に共有すれば、リニューアルの方針が明確化され、依頼内容の伝達ミスや認識のズレを防ぐことができます。

サイトの要件定義に関する詳しい情報は以下に詳しくまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。

引用元:要件定義とは?正しい進め方とフロー、要件定義に必要なスキルについて

ステップ4:WEB構築の業者の選定

このステップは、構築に関するオペレーションを内製化している場合には必要ありません。

WEB構築会社にはそれぞれ得手不得手がありますので、選定の際は、作成した要件定義書に記載している条件を基に、リストアップしたいくつかの選択肢の中から適切な業者を選定するようにしましょう。

依頼するWEB構築会社が決定したら、いよいよ実際のサイト構築フェーズに入ります。

ステップ5:サイトマップの制作

ここからは、実際にサイトを具体化するフェーズに入ります。まずは、サイトマップを作成します。

サイトマップとは、WEBサイト全体をツリーのような形で整理した図のことです。サイトマップを作成しておけばサイトの全体像を一目で把握することができます。

逆に、この作業を行わずにワイヤーフレーム作成に着手してしまうと、必要なページを見落としてしまう可能性があります。そうなると後からページを追加で作成するなどの無駄なやり直し作業が発生し、余計な手間と時間がかかってしまいます。ただし、このサイトマップはサービスサイトの全体像を把握するために作成するものなので、ざっくりとしたもので問題ありません。

以下は、このMedia Theater公式ホームページのサイトマップの例です。弊社サイト全体の構成と照らし合わせながらご参照ください。

ステップ6:ワイヤーフレーム(サイト設計図)の作成

ここからは、サイトの下地となるワイヤーフレームの設計に移っていきます。

ワイヤーフレームとは、WEBぺージのレイアウトを決める設計図のことです。デザイン前の段階で、テキストや画像、ボタンなどの配置を実際のぺージの形に落とし込むために作成します。
特に複数の人が作業を分担で行う場合や制作会社に依頼する場合は、WEBページの完成イメージを「見える化」することで、認識の齟齬を防ぐことができます。

下図は、このMedia Theaterブログを構築する際に使用したワイヤーフレームです。

ワイヤーフレームの作り方について知りたい方は、下記のブログに詳しく書かれていますのでぜひ参考にしてください。

引用元:ワイヤーフレームの作り方完全ガイド【サンプル付き】

ステップ7:デザインの方向性を決定

サイトマップとワイヤーフレームができたら、いよいよ具体的なデザインの方向性を決定していきます。

サイトのデザインは、コンバージョン率に大きな影響を与える要素でもあります。ただ、このデザインを誤って解釈しているサイトも多く見受けられます。

本来、デザインとは目的を果たすために反映させた見た目や機能のあり方のことです。そのため、「ただ単にかっこいいデザイン」や「使いやすさのみを求めたデザイン」はコンバージョン率を向上させるデザイン設計ではないと言えます。
再度ターゲットの属性やサイト上で実現したい目的を明確に定義し、その属性や目的に合ったデザインを設計しましょう。

例えば、女性向け化粧品のサイトであるならば、美しさ・高級感をイメージさせるデザインにしつつ、普段顧客の使い慣れているUIに合わせる事が重要です。
下記のような競合他社のサイトUIに近しい機能にしてみるなど、ユーザ視点に合った適切なデザインを選択しましょう。

引用元:オルビス公式サイト

ステップ8:コーディング・開発の実装

デザインが決まったら、実際にサイトを構築するコーディング作業に入ります。

サイトの開発もコンバージョン率に大きな影響を与える要素です。ワイヤーフレームやデザインが良くても、コーディングが悪ければその良さを潰してしまう可能性があります。

このコーディングの作業は、基本的にマーケティング部門ではなく、サイト制作会社か自社内のエンジニアが行う作業です。制作段階で設計意図がズレたり壊れたりしないように、指示した内容通りに進んでいるかを都度チェックする必要があります。

ステップ9:公開・運用&保守

コーディング・開発が終わったら、動作確認をして問題が無ければ公開しましょう。サイトが公開できた段階で、プレスリリースやSNSによってリニューアルしたサイトを周知します。

ここまででサイトリニューアル自体は終了しましたが、ここからしっかりと運用をして売上に貢献していくことが本来の目的です。

よくある失敗として挙げられるのが、役割分担が曖昧で、運用・保守業務がうまく機能していないということです。

サイト運用責任者を決めるだけでなく、関係事業部ごとに担当を立てて組織化する必要があるのかどうか、指揮命令系統をどうするのか、セールスとの連携はどうするのかなど、自社の目的に合わせて明確に役割分担をしましょう。

サイトリニューアルにおいて、担当者が押さえるべき3つのポイント

サイトリニューアルには、社内のマーケティング担当者や広報担当者だけでなく、WEB制作会社の担当者といった社外の人も携わることも多く、大掛かりなプロジェクトの舵取りをする必要が出てきます。

そこで、担当者が押さえておくべき3つのポイントを紹介します。

それでは詳しく解説していきます。

ポイント①:委託会社に全てを任せようとしてはいけない

サイトリニューアルを委託する場合、委託会社に一任してはいけません。

その理由は以下の2つです。
<1>成果物のクオリティが下がったり、意図したものと違う形の納品物が上がる可能性がある
<2>社内にノウハウや経験が蓄積しない

これらを防ぐためには、委託会社と密に連携を取り、サイトリニューアルを一任しないことが重要です。そうすることで、成果物のクオリティの担保はもちろんのこと、今後の社内のナレッジ蓄積に繋がります。

ポイント②:サイトリニューアルを依頼する企業の選び方は?

サイトリニューアルをもし外部の制作会社に依頼するのであれば、二人三脚で行っていく必要があります。そのためには、相性も含め、どの企業に制作を依頼するかを慎重に判断する必要があります。

昨今では、ネットで「サイトリニューアル 要件」で検索するといくつか要件に合った会社を洗い出すことができます。その中で、複数社によるコンペを開催したりして、依頼する制作会社を選別していきます。

まず目的と概要を提示したうえで、概算の費用として見積り書を提出してもらいましょう。この時、見積りの金額はあくまでも目安として考えてください。最終的な依頼内容が決まらなければ、金額は確定しないからです。また、単純な価格の比較ではなく、制作実績や提案内容、得意分野などの項目を考慮したうえで、総合的に判断しましょう。

ポイント③:一般的なサイトリニューアルの費用を把握する

WEBサイトのリニューアル費用は、サイト規模や改善範囲などによって大きく変わってきますが、平均的には100万円前後です。

しかし、サイトの設計だけでなく、要件定義やコンセプト設計のための分析や調査、その結果をもとにしたコンサルティングといった内容から関わってもらう場合は、それ以上の費用がかかると考えた方が良いでしょう。

成果を上げる確率を最大に引き上げたい場合は、安価な制作会社を選び、求めている品質のサイトが完成せずに成果が出ないことは絶対に避けなければなりません。そのため、それ相応の費用がかかることを見込んでおきましょう。

まとめ(サイトリニューアルの進め方の全体像を把握して、実際に取り組みましょう!)

今回は、サイトリニューアルの進め方の9つのステップについて解説しました。サイトリニューアルに着手するイメージが沸いたでしょうか?

おさらいすると、サイトリニューアルは、

  1. サイトリニューアルの目的・目標を設定する
  2. 現状の課題を整理する
  3. 要件定義を固める
  4. WEB制作の業者を選定する
  5. サイトマップを作成する
  6. ワイヤーフレームを設計する
  7. デザインの方向性を固める
  8. コーディング・開発を行う
  9. 公開・運用&保守を行う

というステップで行っていくことが基本です。

今回の記事によってサイトリニューアルの進め方のイメージをつかむことができたのであれば、ぜひ実際に取り組んでみてください。
もし貴社が、サイトリニューアルによって売り上げを最大化したいのであれば、豊富な実績がある知見の高い会社に相談するところから始めることをお勧めします。

1000社以上の支援実績があるコンサルティングファームである弊社には、国内大手企業の様々なサイトリニューアルを支援してきた実績があります。サイトリニューアルを検討している企業・Web担当者の方は、ぜひ株式会社Media Theaterをご検討ください。

Media Theater公式ホームページ

この記事を書いた人
清水 泰裕
2021年に株式会社Media Theaterに入社。 大手英会話事業会社、ヘルスケア・スキンケア商品事業会社のサイトリニューアル案件に従事。 顧客行動調査・データ分析により、精度の高いUI/UX改善プランを策定。

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